キレおじ穴を塞ぐ

半年以上放置したblog、再開しますがタイトルがいきなりアレです。
とはいえキレてる相手は自分で買ったスピーカー2種類なんですが。
記事内容は個人的感想故に暴言を含みます。

まずはこれ。PCの横においてオープンで通話だのYouTubeだのの視聴に使うために購入したもの。

一言で言うと「音はそれなりに良いが低音が邪魔」

次にコレ。リビングのテレビの音がスッカスカで物足りないので、とりあえずで買ったもの。一言で言えば「テレビのスピーカーよりマシだが低音が不快」正直捨てようと思ってたレベル。

 

価格帯から言って(良いお値段のするタイプならかなりの調整が出来ますので)
あれやこれやと言うべきではないのは重々承知です。
調整の出来ない「低音」がネックです。低音というか、音圧がイラつきます。
どちらもバスレフからの音の為、調整でカットする事が出来ないものなので、
要は低音・圧の出てくる穴を塞いで仕舞えばよいのです。

 

BOSEの方は簡単。背面にある穴にキッチンペーパーをねじ込むだけ。
これでイラつく音圧はほぼ無くなります。

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ホコリで小汚いのはご愛敬。

問題はJBLサウンドバーのほう。こちらはそこそこ分解が必要です。
とはいえ+ドライバーと、スピーカー保護のメッシュをこじ開けるマイナスドライバーか、車用の内装はがしがあればいいです。

こういうやつ。車の内装バラすのにも、バイクバラすのにも、はては家で使っていていらなくなった何かをバラすのにも役に立つので持っておくと損はないです。

ちなみにここから先はいつもの
「分解などの参考にする場合は自己責任で」お願いします。

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本体下部のネジを全部外します。

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両サイドのプラカバーを引っぺがします。メッシュ側に内装はがしを突っ込めば簡単に取れます。

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こんな風にこじ開けます。全部外さなくてもいいので、とりあえずスピーカーがみえる程度にとどめておきます。

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手元に消音材がなかったのでそこらに落ちてたプチプチ。これでも十分です。

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百均で買ってきたアルミテープ。別にこれもガムテープでも何でもいいです。

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ここの穴から憎たらしい低音が出ます。ここに①のプチプチをねじ込みます。

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プチプチをねじ込んだあと②のテープで塞いで完成。あとはメッシュを元に戻していきます。それで完成です。

 

これで不愉快にさえ思えた意味の無い低音が抑えられました。

正直、一戸建てでリスニングルームでもある方は全然問題ないと思うのですが、
賃貸でこの手のスピーカーは周囲の住民の方に迷惑になる可能性があります。
高音域は壁を余り通りませんが、低音域はとにかく広がります。
なんなら上下左右はもとより、壁伝い・ダクト伝いに全然関係ない家にまで聞こえちゃうかもしれない。
それを回避するためにもやっといて良かったかなと思います。
※もちろん音量は常識の範囲内で楽しむのが前提ですよ。

NCおじはとにかく昔っから「重低音」とかをアオリに入れてる歯切れの悪い低音が出るスピーカーが好きくありません。バブル末期のドンシャリ系・安めのコンポとかなんか、もうもってのほかです。重低音聞きたきゃライブにいくかヘッドホンで聴きます。

ボワボワに膨らんだ低音に他の音が負けてしまい、せっかくの楽曲がなんだこりゃ?になりがちなのも気に入りません。
オープンスピーカーなら中音域とかに性能を割り振って頂きたいと思っております。

この記事を読んで、昭和生まれの老害がなんか言ってるわ、とお思いのアナタも一度スピーカーの穴を軽く塞いでみるのをお勧めします。あんまりガッチガチに塞がなくていいです。あれ、この曲ってこんな感じだったんだ、とか、再発見があるかもしれませんよ。ちなみに塞ぐものの材質や塞ぐ面積で低音の出が調整出来るのでそこもお好みでどうぞ。