ウインカーLED化とアキレスと亀の話

前半はRC72のLED化記事、後半はしみったれです。

取り回しの時体当たりしたりなんだりしてるウチにヒビが入ったNC750Xのウインカー。
あんまり気持ちよくないのと、個人的にはこの大きさは野暮ったいナァと思っていたので、いっそのことLEDに変えてみようと思い立ったのでした。

用意した部品は下記。

■ウインカー本体。個人的によさげと思った形状のもの。
流れる、って何だ?と思ったらシーケンシャルウインカーの事だった。
ガワは良いが、あのお国特有の頼りない配線を見てちょっとだけ不安になったが、
結果として全然問題なかった。4個セットです。

ハイフラ対策のリレー。抵抗組んだりするのは面倒だし。

ノーマルのウインカーを取り外すと穴が開くのでそれを塞ぐプレート。
前後を変えたいなら下記商品が2セット必要。

今回はサイドカウルだけでなく、くちばしの横も外さないとならない。
カウルの外し方はかなり詳細に説明してくださっている方がおられるので、
参考にするならそちらを見ていただいた方が間違いない。

コネクタは純正を切って流用した。車検通らなかったときが恐ろしい。
フロント側はポジションかな、3本線があるが今回買ったLEDにはポジションがないので、使った線は緑とオレンジ(水色)。緑がアース、そのほかの色が+。年式や出荷時期で異なる可能性があるのでご注意を。
白いラインが入っているのは使わない。

ウインカー本体の線。とっても頼りないがLEDの消費電力考えたらまあこれでもいいか。と思う。取り回しのとき千切りそうで怖いけど。

んで、何故か+も-も♂端子。でもまあ、手持ちの♂端子がほぼ無かったので今回はとても助かった。

バラシから組み付けまででおよそ2時間コースだった。

点灯した。そして流れた。
最初、右後ろだけ点灯しなくて、すわ不良品!これだから!とか思ったが、冷静にみたら+と-の線を間違えていただけだった。ごめんなさい。

 

あとは、ばらしたカウルを戻していくだけ。
プッシュリベットの在庫を倉庫に持って行ってしまっていたので、仕方なくデミオのを使ってみたがギリギリハマった。試してみるもんだな。

今回こそ完璧にしてやろうと意気込んだものの、やっぱりやらかした。
メーター横のはめ込みにあるポッチが折れたせいでキッチリハマらなくなった。

LEDに変更することで今風&高級感アップ(俺の中で)と思っていたのに、
また貧乏くさい部分が増えてしまってプラスマイナスゼロだ。

あとは、果たしてこれで車検が通るのかな?っていう心配がまた頭の中によぎったが、
ダメな時は泣きながら純正に戻すとする。

そして、ここからは八月の日記。

ここ十何年ほどお盆休みなど無かったが、今年のお盆前後はなんと10連休。
丁度お盆時期、OJISANは色々あって実家におりまして。

本荘マリーナ。小さい頃、町内会の地引き網なんかをした記憶が残ってる。
あの頃はバス借りて大勢で行ったもんだな。
この時期はクラゲがいっぱい揚がってきた。

堤防。この辺は連れてきて貰ったことはなかったな。
お盆は海に行くな。が口癖だった。

昔はなかったと思う風車。

この辺はホントに小さい頃一回連れてきてもらった気がする。

ここはどうだったかな。

色々あって、微妙に疎遠にはなっていたが、ここ数年は蟠りもとけていた気がする。
自分だけそう思っていたのかもしれないけど。

なんていうかまあ「親はいつまで経っても親だ」って台詞を思い出すんだ。
始めは何言ってんだ、なんて思ってたけど。
何年か経ってなんとなく解ってきた。アレはアキレスと亀の話だ。

どれだけ努力しようが何しようが、親が先に生まれてんだもんな。
一生追いつけないんだよな。
なんて、ちょっぴりオセンチおじさんになったりした夏でした。